こんにちは!
アットキャド人材サロン編集部です!
前回、「紹介予定派遣」とはどのような仕組みなのか、
簡単にご説明させていただきました(*^_^*)
※前回記事はこちら⇩⇩※
いまさら聞けない!?紹介予定派遣について ~前編~ 正社員が前提?派遣期間は? - アットキャド情報通信 ~CAD/BIM専門の人材サービス~
今回は続きとしまして
「紹介予定派遣」のメリットとデメリットについて
派遣社員(求職者側)・派遣先(企業側)でそれぞれいくつかご紹介したいと思います(^^)/
派遣社員(求職者側)
メリット
○自分では探せなかった求人が見つかる。(紹介してもらえる)
自身で就職活動するより、なかなか内定が難しいと思われる会社や大手企業なども紹介してもらえる可能性があります。
○仕事内容や職場環境・社風・社内のしくみなどを体験し派遣期間中に見極められる。
派遣期間中、事前に職場の雰囲気が把握できます。
通常、その社風が合わなくて辞めたいと思っても、退職するにはハードルが高かったりします。紹介予定派遣の場合は、派遣期間終了後の直接雇用を辞退もできるので通常の採用時より断りやすいです。
○双方合意のもとで雇用となるので入社後の定着率が高い。
派遣期間中の数ヶ月、お互い合うかどうかを見極めたうえで入社しますので、定着しやすくなります。
デメリット
●派遣先(企業側)が合意しない可能性がある。
自身が直接雇用を希望していても企業側が何らかの事情で直接雇用を断わってくるという可能性があります。
●必ず正社員というわけではない。
派遣期間を経て派遣先の直接雇用となるにあたって、必ずしも正社員で働けるというわけではありません。契約社員からスタートと派遣先から打診される場合もあります。事前に確認しましょう。
●必ず条件が良くなるとは限らない。
派遣期間中は良くも悪くも双方、見極め期間になります。
派遣先(企業側)からの評価のもと直接雇用時の条件提示がされますので、必ずしも高評価での転籍とは限りません。
派遣社員は時給ですが、直接雇用になった場合は月収になるケースがほとんどです。手取り額上、派遣期間中の方が良かったなんて事例も無くはありません。
派遣先(企業側)
メリット
○ミスマッチが防げる。
派遣期間中に働いてもらうことで、その人のスキルやコミュニケーション状況などがわかったうえで直接雇用したいかどうかが判断できます。
○採用コストや時間が抑えられる。
通常、直接採用する場合は広告費・人件費などのコスト、応募書類の確認や面接調整などの時間がかかります。
また、せっかくコストや時間をかけて内定を出したのに辞退なんてことも…
紹介予定派遣の場合、派遣会社が人選、紹介、面談へと進めるのでコストも時間も抑えることができます。
○効率性も高い。
自社で求人媒体や広告で応募を募るっても、必ずしもニーズに合った人材が来るかはわかりません。
紹介予定派遣の場合、ピンポイントの人材を派遣会社へ要求すること事態は可能なので、効率性も高くなります。
デメリット
●派遣社員(求職者側)が合意しない可能性がある。
派遣社員(求職者側)のデメリットと同じで、直接雇用の希望をしても求職者側が何らかの事情で直接雇用を断わってくるという可能性があります。
●紹介手数料が発生する。
双方、直接雇用に合意したら紹介手数料が発生します。
費用は一般的に(理論年収×手数料率)です。
自社で採用する場合とどちらがコストが抑えられるかは計算・確認が必要です。
●直接雇用後、油断してはいけない。
直接雇用後、すぐ退職なんて事例も無くはありません。
理由として多いのは派遣期間中のギャップです。正社員(契約社員)になった途端にと負担を増やしてしまい、派遣期間中の方が良かったと思われてしまうこともあります。
本人のモチベーションも考えていきましょう。
やはりそれぞれメリット・デメリットはありますね(>_<)
お互いデメリットには注意しつつ、紹介予定派遣を活用していくことはアリかと思います(^^)/
是非、お仕事を探すときには参考にしてください