3次元CADについて👓
こんにちは!アットキャド人材サロン編集部です。
モデリングという言葉は、聞いたことがありますか?CADの文脈でも、よく出てくる言葉です。
3次元CADでは、製品などの立体形状をコンピュータ内部の仮想空間に作り上げることをモデリングといいます。
3次元CADは、機能によって大きく3つに分類されます。
・ハイエンドCAD
3つの中で最も高機能なCADです。グラフィック性能が高い3次元モデルや、複雑な設計を必要とする分野で利用されています。
ソフトの操作が非常に複雑です。技術を習得するまでに、長い時間がかかるようです。
主なソフトとして、CATIA、NX、Unigraphicsなどがあります。
・ミッドレンジCAD
ハイエンドCADに比べて、比較的操作が簡単です。しかし、ハイエンドCADと同様の高い機能は有していません。設計においては優秀です。主に、Inventor、Solidworksなどがあります。
・ローエンドCAD
実務で扱うには、機能が十分でない場合が多いようです。しかし、フリーソフトを含む低価格の製品です。モデリングに挑戦してみよう!と思っている方には良いかもしれません。主に、DesignSpark、Inventor LTなどがあります。
3次元CADは、2次元CADと比べていくつか利点があります。
・部品を製作し、組み立てることがソフト内で可能である。
・部品同士に干渉がないか、検査や解析がソフト上で出来る。
・履歴編集が可能。
・試作が減らせるのでコストの削減に繫がる。
2次元CADだけでなく、3Dにも触れてみると違いが分かり、面白いかもしれないですね!